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––– よろしくお願いします。私フランス語選択だったので、玉井先生の授業取ったことなかったんですよね…なので周りの英語履修者に聞いてみたら、真っ直ぐで面白い先生だと言ってました。上先生は「猪突猛進」って言ってました(笑)研究肌とも。

言ってもらっていいのかな…それほど研究進んでないですけど…(笑)

––– 玉井先生は着任されてどれくらいになられるんですか?

2012年着任なので…かれこれ11年目になりますね。

––– そんなになるんですか!

 

––– わ、結構降ってますね…どうしよう。

あ、ちょうど上先生、噂をすれば。

(上先生「雨ですよ!」)

雨ですねえ…

(結構降るみたいやけど)

じゃあ校舎内で行きましょうか。

––– そうですね!

(先生が一番映える場所でね)

講義教室とか行きましょうか。

 

––– 先生が今持たれてる授業っていうのは…

英語ですね、週2回のものが二つ。AE1‐A1とA2。それと今期は原典資料研究1を。

––– どんなことする授業なんですか?

文字通りいくと原典…L1あいてますね、行きましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文字通り原典ってことだから、美術の文章ってことだけど、いきなり原典を読むよりは、いろいろ資料を読んでって感じです。いわば1回生の語学の授業の応用編なんですよね。

––– 英語で書かれた文章を読むんですか?

そうですね、でも私は美術が専門ではないので、ネットで書かれている情報を見ながらですけどね。私は言語学が専門なんですね。もちろん理論的なことをいきなり美術の皆さんに使えるようにとは言いませんが、ラフに理論を取り入れています。そういう授業はあってもいいんじゃないかなと。だから「言語学」っていう固いものではなく、「言葉の科学」っていうイメージで授業ができたらと思っています。

––– じゃあその原典資料研究にも?

そうですね、前期と後期2つあるんだけど、前期の原典資料研究1は「言葉の世界への誘い」ってつけたのかな多分。後期の2で「文の世界」としました。

––– その授業は学部生でも取れるものですか?

はい、取れます。むしろ学部生むけのものです。2回生以上対象ですけどね。

––– 名前がいかつそうで、ちょっと距離をおいてたんですが…

あ、やっぱりいかついよね…変えたほうがいいかな

––– いや!いかつい授業取ってるっていうモチベーションになる気がしますし、いいんじゃないでしょうか…!

 

––– 英語の授業で、他のところで教えられていた時と京芸での時とで、変えられていることはありますか?

教材自体は変えていることはありません。一般的な大学の、教養レベルの英語をやっています。というのも、みなさん美術をやっていますが、後々社会で活躍する時にいろんな文章を読むだろうから、と言う考えがあるからです。なので美術のトピックばかりにせず、社会情勢的なことも混ぜつつやっています。でも美術寄りにすることはありますね。これ知ってたら美術の時便利かな、ということは入れていたりします。むしろ皆さんに、よく使う言葉を教えてもらったりすることもありますよ。例えば「総基礎って英語でなんて言う?」って聞いたりしました。駒井さんだったらどう訳しますか?

––– すごい直訳しか思い浮かばなかったんですが…General Basicとかですかね?でもこれだと、いろんな要素が入ってきそうですし、違うのかも…

うん、そうですね、これは実は昔、学校を英語で説明するときに必要になるので、どう訳すか先生方と話し合ったんですよ。結論としては、Foundation Core Coursesになりました。Basicにはしたくないかもという声がありまして。総基礎は将来日本画や油画をやるための基本、ではないという意見があって。もっと作るということの根元に立って、小手先の基礎よりは根本、そういう意味でFoundationの方が良いのではないかということになりました。

––– 美術の基礎というよりか、考えの基礎、土台というニュアンスですね。

そうそう、だから今、外で建物を作ってたり、焚き火もしてたりしますよね。そういうことを言いたいんじゃないかと思います。

––– それは英語で聞いた方が理解できますね…

うんうん。そんな話題を挟んだり、学生さんが作品展やってたら、こういうタイトルがあったよっていう話をすることもあります。その作者は履修生じゃなかったんだけど、その人の友達から話が回ったらしくて、展示中にお礼を言われました(笑)

 

 

 

––– 学生と接される機会も多いと思いますが、京芸の学生ってどんな印象ですか?

真面目な人が多いと思います。それは、一つのことを突き詰めて制作するっていうところがあるからだと思いますね。作品を見ていても、ああここ頑張ったんだなっていうところが分かる。そういう点ではやっぱり頑張る人が多いなと思います。それと、わりとおとなしい人が多い。オンラインだと、発言してくれても良いのにチャットで答える人も多いです(笑)でも制作では思い切ってやってる人が多いように思います。見ていても思いがけない側面を見たり、いろんな発見がありますね。

––– じゃあ結構、京芸での教員生活楽しんでおられますか?

楽しんでます(笑)

––– そうですか!どんなところがいいですか。

授業は静かに聞いてくれるし、真面目に頑張る人は多いし。あとテーマ演習やってるんですが、そこで私も実技やりながら学生と接してます。

––– なんていうテーマ演習ですか?

「抽象のしくみ」っていう。

––– ああ!

抽象にアプローチするときに、実技的なアプローチと学科的なアプローチ、両方を噛み合わせてやってみようというクラスです。

––– じゃあ言語学的なアプローチを指導されてるんですか?

そうですね、そういう形で貢献ができたらということで。去年は文字を扱いました。文字と言語というのは、接しているようでなかなかそうでもない。言語とは構造を持ったもので、形式と意味、音と意味のペアと考えることができます。「そこに文字は介在しない」と言ったら言い過ぎなんだけど、知らない言語でも音をアルファベットで表記できるわけです。言語間の比較をするときは、文字で比較するよりも、ローマ字で書いた音の羅列の比較になります。

––– それをテーマ演習でやられている。

そうですね、去年の前期は文字について、後期はオノマトペについて。今年の前期は装飾についてやってます。そして、私も制作に加わるわけなんですよ…(笑)

––– 描いたりするんですか。

去年は音が出るものを作るとか、音を聴いてそれを形にするとかだったから、まだなんとかなってました。絵心を知られずに済んだというか(笑)でもやってみたら面白いです。なんとかなってるかどうかわからないけども…(笑)最近どんなの作ったかな、例えばこんなのやってますという一例ですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ…材料が決まってて、使える選択肢があるんだけども、これは「長生きするための器」を作るっていうテーマで、こんなのを作ってました。

––– へえ~!すごいですねこれ!

これは長生きっていうテーマで作ってました。容赦ないですよね。学科教員も制作って…でもなかなか楽しいですよ。作ることから逃げずにっていうか。結構楽しんでやってます。

 

 

––– 京芸の中で、どんな立ち位置にありたいと思いますか?

とにかくガンガン英語をというよりは、今やってることに、あるいはいつか役立ててもらえればと思ってます。なので、そういう後押しをしたいですね。ある程度それぞれタイプはあるだろうけど、それぞれで生かしてくれればいいなと思っています。

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左:作品を見せてくれる先生 右:いただいた、先生の作品の写真
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​手作り感のある、L1教室の照明スイッチゾーン。
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先生

共通教育/
  理論言語学・英語学

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